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2016-04-25

IRONMAN 2016年5月号の注目記事|ゴールドジム
アーノルドアマチュア 優勝記念特集
鈴木雅 理想の体と順位の一致を目指す

鈴木雅選手は、3 月6 日(日)にアメリカ・オハイオ州コロンバスで開催されたアーノルドアマチュアボディビル選手権80㎏級において、日本人初の優勝を成し遂げた。次に狙うのは世界ボディビル選手権の優勝ただひとつ。これまでのキャリアで不可能を可能にしてきた日本ボディビル界の絶対王者は、タイトルを狙うと同時に、常に理想の体を追い求め続けてきた。今まさに全盛期を迎えているといってもいい鈴木雅選手の心に去来するものとは。
取材:荒川大介 写真:今村操(株式会社ファイブシーズン)コンテスト写真:佐々木禄介 機材協力:プロフォト株式会社

―アーノルドアマチュアボディビル選手権80㎏級優勝おめでとうございます。5回目の挑戦でついに頂点に立ちましたね。

鈴木 ありがとうございます。きちんと絞っていけばアーノルドは優勝できるんじゃないかと思っていました。世界選手権で優勝ラインに入ってくるエジプトやイランの選手はアーノルドには出てきませんし、そうなると、その下くらいにいる私が優勝できてもおかしくないかなと。目安としては世界選手権の入賞レベルがアーノルドの優勝レベルという気がします。もちろん、出てくる選手によりますが、これまでアーノルドの80級で優勝してきた選手は、世界選手権でも上位で、見たことある選手ばかりです。向こうもこっちを見て「あ、いるな」と思っているんじゃないでしょうか(笑)。

―昨年の世界選手権で鈴木選手80㎏級で3位に入りました。それで自信もついて、アーノルドに臨めたのでは?

鈴木 それもあります。世界大会を終えて、これまでよりも「優勝」を意識するようになりました。アーノルドアマチュアは、今ではアメリカだけではなく南米やヨーロッパでも開催されていて、競技というよりも興行の意味合いが強いです。世界で毎回優勝者を出す韓国も、本当のトップはアーノルドに出てこないこともありますし、昨年からのいい流れのなかで優勝できる可能性は十分あると思っていました。

―アーノルドはIFBBの選手だけではなく、NPCからも出場可能な大会です。世界選手権とはやはり顔ぶれも変わりますか?

鈴木 見たことがない選手もたくさん出ていますが、失礼ながら、正直かなりレベルの低い選手もいます。アメリカ国内でアーノルドの出場権が得られる大会がいくつかあるそうですが、IFBBの国際大会レベルの選手が出ているというわけではなさそうです。 予選は全員一列に並ばせて左右1回入れ換えて比較して終り。本当にあっという間でした。でも既定ポーズ一つ一つはじっくり比較していたので、以前のように、最初に並んだときのインパクトだけで決める感じではなかったです。決勝には、毎回世界選手権で見る人が残っていましたし、それなりのレベルでした。

―同じ階級で目を引いた選手はいますか?

鈴木 3位になったクウェートのアリエル選手はバランスもよかったです。アーノルドヨーロッパで優勝していて、アマチュアオリンピアでも2位になっている選手です。本人が「俺、フィリピン人でフィリピンでは有名なんだぜ」って言ってましたね。名前聞いたことあるなと思ったら、そう言えばファインラボの鈴木克彰さんが言っていた選手でした。もともとフィリピン人で、クウェートに出稼ぎで行っている選手のようです。2位のイタリアの選手は皮膚の質感もよくて、脚のキレもすごかったのですが、少しウエストが太かったので、この選手には勝てるかなと思いました。

―ウエストの話が出ましたが、今回の審査ではウエストの太い選手は低い評価だったそうですね。試合中もそういう流れを感じましたか?

鈴木 なんとなく感じました。自分の前の階級を見ていて思ったのですが、70㎏級も75㎏級もウエストが締まっている選手が優勝していました。70㎏級・・・(続きはアイアンマン5月号で。ゴールドジム店頭でお求め頂けます。

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